保有ETF(VT+VTI+HDV+VYM+DVY+VHT+VOO)とS&P500連動SPYを比較

分析

たかぼうはインデックス投資をメインとしていますが,配当を受け取りたいがために,米国株ETFに投資しています.投資歴は20年以上で,日本株,アクティブファンドの投資経験もあり,無配当投資信託のメリットも重々承知しているつもりです.ただ,その投資信託だと配当がないため,いくら含み益があっても,収入がないというのは将来の不安に繋がると思います.もちろん,SBI証券の定期売却があるのも知っています.それでも元本を減らさない配当が欲しいのです.配当の有無にかかわらず,株の価値が変わらないことも十分承知しています.くどいですが,それでも,定期的な収入が欲しいのです(https://www.portfoliovisualizer.com/ より).

で,現在保有ETFの割合は,
HDV:26.5,VTI:23.9,VT:18.0,VHT:9.3,VYM:9.0,DVY:8.9,VDC:4.0,VOO:0.4
となっています.

バックテストにおいては,S&P500連動のSPYと比較します.本来,リーマンショック前から比較したいところですが,上記ETFの中にはリーマンショック後に設定されたものがあるため,リーマンショック後からしか比較できないことをお断りしておきます.

配当は再投資で,ETFの割合は守らない(リバランスなし)としています.赤線がS&P500連動のSPY,青線がたかぼうのポートフォリオです.

このグラフから,2012年に1万ドル投資したとすると2018年で,SPY22,936ドル,ポートフォリオ21,114ドルとなっており,SPYの方がよいです.年率で最も良いのもSPY32.31%,ポートフォリオ28.97%ですが,年での最大下落はSPYが-4.56%,ポートフォリオが-4.43%となりました.ただ,永久保有だとあまり関係ありませんね.トータルリターンだけに着目するならSPYの勝ちです.しかしながら,このグラフはリーマンショックという大暴落を含んでいません.同じような大暴落であるならば,たかぼうのポートフォリオはトータルリターンでそこそこSPYと良い勝負であり,かつ配当がSPYより多いと思われます.

次に配当を示します.当然,高配当系を多く保有している自身のポートフォリオの方が配当が多いです.7年間で年の配当が307ドル→563ドルと1.83倍になっています.夢がありますよね.

もちろん,これらはあくまで過去の実績であるため,未来の保証ではありませんが,日本株よりはよいのではないかと思っています(残念ですが).

戦略としては,当たり前ですが,余裕資金があるときはできるだけ配当は再投資し,定期的な収入がなくなった時には,配当金を受け取る,ということですね.

今後も米中貿易戦争,イランの核合意を始め,いろいろな波があるでしょうが,VT,VTI,HDV,DVC,VYMそしてVHTは売るつもりはなく,買い増しだけをしていく予定です.

今後,これまでのように好調が続くとは思われませんが,米国株の将来は下落もありながらも,長期ではこれからも上昇傾向を続けると信じて投資し続けます.

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