3月卒業式シーズンになってきました.4月から働き始める人は期待と不安を抱えていることと思います.
下記のように野村総研の調査の結果,マス層含め資産を増やしている世帯が増えています.また,2013年以降の景気拡大と株価上昇により,純金融資産が5,000万円以上1億円未満であった「準富裕層」と1億円以上5億円未満であった富裕層の多くが資産を増やし,それぞれ富裕層・超富裕層に移行する傾向が継続したことが要因と結論づけています.
普通の会社員でも準富裕層以上の富裕層になる可能性があります.
将来小金持ちになるために今できることとしては,
1.手取りの3/4で生活する.
大卒で初任給からの手取りは16万円はあると思います.お金があれば使ってしまう方は,定期貯金・預金,財形貯蓄,住信SBI銀行の定額自動振込サービスを利用すれば,ある程度強制的に手取りが減るので良いと思います.まずは100万円を貯めましょう.
2.独身時代は特に事情が無い限り医療保険,生命保険は入らない.
自分が死んだ際,生活できない家族ができたら,掛け捨ての生命保険に入る.特に貯蓄型の保険なんて不要.会社に出入りする保険のおばちゃんにだまされないこと.
3.金融リテラシーを身につける.
金融リテラシーを身につける.例えば,以下の本です.
たかぼう,何ももらっていませんよ.
・「お金は寝かせて増やしなさい」
・「全面改訂ほったらかし投資術」
・「世界一ラクなお金の増やし方」
4.IDECOに入る.
知識がある程度必要なので,ネットでよく調べる.IDECOとは個人型確定拠出年金のことで,まずはSBI証券ならセレクトプランの「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」,楽天証券なら「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」を選ぶ.給料から天引き,または自分が指定した口座から自動引き落としされます.上限は月あたり自営業は68,000円,会社員は23,000円or20,000円or12,000円,公務員は12,000円です.まとめて年払いもできます.
5.NISAを利用する.
一番のドルコスト平均は毎日投資です.上記の2証券会社なら毎日100円から投資できます.
6.余剰資金で投資をする.←超重要
例えば,毎月3万円,想定利回り(年率)6%(米国株や先進国株のインデックス投資)とすると,37年4ヶ月で1,344万円の投資で5,000万円を越えます.
金融庁HP
を使えば,簡単に計算できます.
7.(番外編)ふるさと納税を利用する.
株主優待と同様に楽しいです.
上記は,宝くじでも博打でもないので急にお金持ちになることはありません.しかし,資本主義で自由に取引が出来る日本で誰もがなれる準富裕層以上(お金持ち)への道です.
