たかぼうはメインとするVTI,HDVそしてサブとするDVY,VYM,VDCのトータルリターンをこのサイトで再び調べました.
2018.11.11の記事はこちらへ.
次の図は2017.11.9-2018.11.9のトータルリターンと変動率です.
そして次の図は2018.5.2-2019.5.3のトータルリターンと変動率です.
2018年12月の下落のため,昨年不調だった生活必需品小売りVDCがトータルリターンが高く,変動率が低いという理想的な展開でした.たかぼうは定期買い増し中で,もう少し早くVDCを早くから取り組んでいたら・・・と思いました.
また,HDVはどちらの時期も優秀な成績を収めていますね.
次にHDVが設定された2011年3月29日から比較してみました.2011.3.29-2018.11.9です.
そして2011.3.29-2019.5.3の場合です.
トータルリターン,ボラティリティ(変動率)は,
VTI:141.2%→158.5%,14.6%→14.7%
HDV:132.0%→144.8%,11.4%→11.5%
DVY:144.4%→155.8%,12.4%→12.5%
VYM:145.0%→155.5%,12.7%→12.8%
VDC:135.4%→140.6%,11.6%→11.7%
でした.すべての配当を含んでいます(税金考慮無し).1年間では時期によりそれぞれのETFで,違いが出ていますが,8年くらいで比べるとそれぞれの傾向がはっきりしてきますね.まあ,12月末の下落ぐらいでは上昇傾向の株価では,大きく影響を与えないということですね.
ただし,どの銘柄でも8年くらいで2.5倍くらいになっています.VTIはボラティリティが高いですが,トータルリターンも高く,配当も高配当系ETFより少ないため,税金でとられる分は少なく,DVYやVYMとほぼ変わりません.HDVとVDCはトータルリターンが低いですが,ボラティリティも低いため,他より安心できます.2011年3月に1億円なら2.5億以上になったんですよね.夢がありますね.
最後に,リーマンショック前から調べてみました.リーマンショックは2008年9月15日にアメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発して,連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象です.HDVは設定されていませんので除外です.
2008.1.1-2018.11.9です.
そして2008.1.1-2019.5.3の場合です.
大暴落のリーマンショックの時期を含むと,生活必需品小売りVDCはトータルリターンが一番高いのに,ボラティリティが一番低いんです.リーマンショックの際はVDCを除くETFはほぼ半値になりましたが,VDCは異なります.数ヶ月前から成績がふるわなかったVDCを定期的に購入しているのはこのためです.
リーマンショックでほぼ半値になったとしても,保有し続けているだけで10年後には2.8倍近くなっています(再投資は必要,税金考慮せず).夢がありますよね(^_^)
今後,これまでの10年のような好調が続くとは思われませんが,米国株の将来は下落もありながらも,長期ではこれからも上昇傾向を続けると信じて投資します.
